「90分間のカオス」と呼ばれたのが第1回アメリカ大統領候補討論会。
WATCH: The first 2020 presidential debate
ちょこっとだけ見るつもりが、見始めるとその小学生同士の喧嘩のような内容に釘付けになり、あっという間に90分。
毎回一人2分ずつの答弁時間が与えられているのにも関わらず、必ずオーバーし、
相手が喋ってるときは口出ししちゃいけませんって何度怒られても守れない。笑
正にケオティックな90分でした。
トランプ氏はモデレーターのいうことは聞かない、割って入る、時間はオーバーする、バイデン氏の息子のことを引き合いに出してけなす、などやりたい放題。
バイデン氏はトランプさんのことを、clown(ピエロ)、liar(嘘つき)、worst president America has ever had(アメリカ史上最悪の大統領)とまで呼び、あまりに黙らないトランプ氏に、ついには Shut up!(黙れ!)とまで。笑
バイデン氏に向かって声を上げるトランプ氏に対して、不自然なほどカメラに向かって話しかけるバイデン氏が印象的でした。
ディベートというよりはけなし合い。ある意味歴史に残るでしょうね。
終了後の視聴者何人かが、バイデン氏はちょっと弱かったけど、でも
President Trump set the bar low for Biden, and he cleared it.
と言っていました。これは、これまでトランプ氏が77歳になるバイデン氏のメンタル状態を疑う発言を繰り返してきたことにより、バイデン氏はまともに討論できないんじゃないかという大衆の「期待値が低かった」ために、それは「クリアした」と感じた人が多かったようです。
しかし、あんな大国なのに、この二人しかいないって…
第二回目からも目が離せません。