教科書では習わない英語と雑談

教科書には載ってなさそうな、でも会話に頻出の英語やアメリカ豆知識を気楽にご紹介

エレンとジャスティン

ジャスティンビーバーがThe Ellen DeGeneres Showに出演した際の質疑応答が話題になっていました。

 

Ellen DeGeneresというと、アメリカで大人気のテレビショーの司会者。

まだゲイやレズビアンがそこまで大っぴらにカミングアウトしていない時期に、売れっ子の彼女がゲイであることをカミングアウトしたのを覚えています。

彼女は日本でも大人気となったドラマ、アリーマイラブの出演者のポーシャと結婚して今とっても幸せそう。

 

さて、話題になったジャスティンの返質疑応答は、子供が欲しいか、とエレンに聞かれた際の彼の返答がスイートだというもの。ビデオが始まって4:30頃の返答です。

 

Howe many kids do you want to have?

 

というエレンからの質問に、

 

Ah, I think it's up to Hailey because it's her body.

うーんそれはヘイリー次第じゃないかな、だって彼女の身体だから。

 

それに対してエレンは "good answer"と答えます。

 


Justin Bieber Answers Ellen’s ‘Burning Questions’

 

It is up to ~という表現は日常会話の中で非常によく使います。

 

What do you want to eat? 何食べたい?

Umm, I don't care, up to you. うーん、なんでもいいや、任せるよ。

 

のように、"it is"を省略して、"up to you"だけ単体で使うこともよくあります。

自分で決めたくないときや、相手の好みを尊重したい時などにも非常に便利です。

 

このジャスティンの返答が優しいと話題になっていますが、まぁ何人子供が欲しいかと聞かれると大体、何人、と答えることが多いですよね。

 

奥さんの身体を気遣うあたり、確かに優しい。そういう考えが日頃からないと、パッとは出てこない返答かもしれませんね。彼は教会にも熱心に通っているし、元々はいい子なんじゃないかなぁと勝手に思ってます。いきなり名声と富を手に入れたので道を踏み外してしまったんじゃないかな。(余計なお世話)

 

今後もヘイリーと幸せな家族を築いてね!